まずはじめに、このブログは遠く離れた場所に住む妹に向けて書いています。最近妹が子供を産みましたが、私たちの母は既に他界しているため子育ての相談を母にすることができません。そのため私の経験が妹の子育てに少しでも役立てばと思いブログという形で記載することにしました。N=2の子育て話であり、あくまで私的な経験について書いております。
子供が産まれたころから19時就寝、小学生になってからは19時半就寝という生活リズムで子供たちを育ててきました。なぜそんなに早く子供たちを寝かせてるかというと、私自身がずっと19時半就寝で育ってきたからです。そんなに早く寝かせて何時に起きますかとよく聞かれますが、小学校高学年の子供は5時半、低学年の子供は6時半です。上の子は10時間、下の子は11時間睡眠です。
上の子は全く寝ない子で、私の育児日記には4か月の頃に「なぜわが子は寝ないのか」と記録しております。子供なんて寝ないのが当たり前なのですが、本当に驚くほど寝ない子だったので追い詰められていたのでしょう。ジーナ式という今ではあるのかわからない方式でとにかく19時就寝7時起床のサイクルになるよう子育てし、生後半年くらいで生活リズムが確立したように記憶しております。
下の子は信じられないくらい良く寝る子で、退院した時にはすでに19時就寝6時起きという生活リズムができていました。なお夜中に起こして授乳しないと脱水症状になると言われたこともありましたが、特に問題なく育ちました。ただ下の子は一般的な子供の一カ月検診並みの大きさで生まれており、成長曲線も平均を大きく上回っておりました。そのため昼間の授乳量で事足りていたのではないかと思われますがあくまで素人の解釈です。
そんなわけで上の子は生活リズムを作るのに数カ月ほど苦戦しましたが、下の子は何をするわけでもなく19時就寝のサイクルが確立し今に至ります。
ちなみに早寝の最大のメリットとしては心行くまで寝られるので、朝すっきりと起きられることだと思います。もちろん目覚ましも不要ですし、子供を起こす必要もありません。
また朝起きたらすぐに勉強することを習慣にしてきたのですが、子供の学年が上がるにつれ、習い事や帰宅時間に左右されない時間に学習する習慣を身につけさせておいてよかったと思います。
そして、朝の支度もかなりゆとりがあります。上の子は自分で朝ごはんを作って食べています。といってもそんな大したものではなく目玉焼きやお味噌汁、サラダなどを作る程度ですが、自分が食べたいものを作るのは楽しいようです。
そして学校から帰宅した後は宿題をするだけなので、午後は自由です。楽器の習い事をしているのでその練習はあるものの、それ以外は子供たちも思い思いに過ごしているので、割と穏やかな日常を過ごせているように思います。
ちなみにどうしたら早寝早起きの生活ができるかよく聞かれますが、まずは早起きが先だと思うのです。早く寝かせようとすると難しいですが、早起きすれば夜は眠くて早寝せざるを得ませんので。
また習い事についてもしばしば聞かれますが、19時半就寝の妨げになる習い事はしないと決めております。それだけです。習い事が選べる地域に住んでいること、オンラインも選択肢にいれたことで、自分の生活リズムにあったお稽古を選ぶことができました。
なおそんなに早寝して就職したときに困りませんか、と聞かれたこともありますが結論から申し上げますと大丈夫です。私自身深夜まで馬車馬のように働いておりましたが、もうその頃には体もできあがっており夜まで起きていられました。それどころか今では年のせいで6時間半程度しか眠れませんので、子供のうちはしっかりと寝て、体が出来上がった後に必要な睡眠時間を確保すれば良いと思います。
尤も、もともと睡眠時間が短い子もいると思いますので、その子その子に必要な睡眠時間が取れれば19時半に寝る必要はないと考えております。そのあたりは親がよく観察しながら、子供に必要な睡眠時間を確保すれば良いと思います。